2015年8月8日土曜日

ワサビは「の」の字を書くように

昔から、ワサビは「の」の字を書くように、ゆっくりすりおろせといわれています。

これはワサビの細胞をできるだけ細かく潰すことによって、酵素の働きをスムーズにするためです。ワサビ独特の鼻に抜ける辛味成分は、シニグリンで、すりおろすことによって、細胞が破壊され、ミロシナ-ゼという酵素が作用し、辛みの強いカラシ油に変化します。ワサビには、強力な殺菌作用もあり、食中毒や寄生虫を防ぐ上でも役に立ちます。また、血行をよくする働きもあるため、細胞の老化防止の効果も期待でき、長寿に貢献します。

春、夏、初秋と食中毒がはやります。ワサビの効用を活用してはいかがでしょうか

0 件のコメント:

コメントを投稿