2020年6月3日水曜日

次亜塩素酸水は空間噴霧が有効?

どしろうとの疑問です。

経済産業省が529日述べた、「消毒液の噴霧を推奨しない」という世界保健機関(WHO)の見解は、次亜塩素酸水のことではなく、次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤を希釈)のことだと理解します。薄めた漂白剤を体に浴びるのですからだれでも健康を害します。また、そもそも次亜塩素酸水は消毒液として認定されていないのだから、この意味は次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤を希釈した)と断定します。

 

問題は、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水を混同していることで、マスコミの言っている内容はところどころ(しかし大切なところ)が間違っているような気がします。マスコミの言う次亜塩素酸水を次亜塩素酸ナトリウムに置き換えると意味が通じます。

 

先月、北大玉城名誉教授研究グループと帯広畜産大学研究グループが次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに有効であると判定しています。また、「次亜塩素酸の科学-基礎と応用-(福崎智司先生著)」では次亜塩素酸水は空間噴霧が有効であり人体にも安全である旨も書かれています。

 

歯医者では歯槽膿漏の治療やうがい時に次亜塩素酸水を使用しています。口の中で噴射するわけです。噴霧はだめだけど、噴射は問題ないということですかね。

 

NITE(製品評価技術基盤機構)の今回の発表は、まだ検証も浅く、中間報告にすぎないと思っています。

 

いろいろわからないことだらけですが、自己責任で、次亜塩素酸水pH6前後(微酸性、人肌並み)、濃度20から60ppmで超音波式噴霧器を部屋で使うことにしました。帰宅時、1時間程度試してみます。少し不安ですが、次亜塩素酸水の効果を知れば知るほど使ってみたくなります。あくまでも自己責任で

 

次亜塩素酸水

 


2016年10月15日土曜日

卵ぞうすい

たまごで薬効 

米を水で増やして作ったことから、古くは「増水」の字が使われていました。「増水」に野菜や魚介を加えるようになり、今では「雑炊」の字が一般的。「おじや」ともいいます。ねぎをたっぷり入れた卵ぞうすいは、風邪に効く一品です。
















■<材料>(2人分)

卵……2個
長ねぎ……1/2本
しいたけ……2枚
鶏ささみ……1本
だし汁……4カップ
A 酒…大さじ1/2
  しょうゆ…大さじ1/2
  塩…小さじ2/3
ごはん……茶碗2杯分
梅干し……2個
あさつきの小口切り、かつおぶし……適量
   

■<作り方>

①ねぎは粗いみじん切り。しいたけは細切り。鶏ささみは斜め細切りにする。

②土鍋(鍋でもよい)にだし汁と①、ごはんを入れて煮る。

③ごはんがふっくらしてきたら、Aを入れてさっとひと混ぜする。

④割りほぐした卵を回し入れ、ふたをして、半熟状になるまで煮る。

⑤種を取り出した梅干しをのせ、あさつきの小口切りとかつおぶしを散らす。

2016年9月19日月曜日

薬効サラダ パセリのサラダ

タブーリ(tabbouleh)というレバノンのサラダです。パセリをたっぷり使うサラダで、フランスでは本国料理のように、日常的に作られているそうです。レバノンでは、押し割り小麦(クラッシュト・ウィ-ト)を使いますが、ここではクスクスを使います。好みでパセリとトマトをもっと増やしてもいいでしょう。




 ■<材料>(2人分)

完熟トマト(中型)……3個
パセリ……20~30グラム
たまねぎ……100グラム
レモン汁……大さじ4
塩……小さじ1と1/2
オリーブ油……大さじ2
白ワイン……少々
クスクス……50~80グラム
  

■<作り方>

①クスクスは提示された分量通りに、お湯でかために戻しておく。

②トマト、たまねぎ、パセリは水気をよくきってから、できるだけ細かいみじん切りにする。

③ボウルにクスクスと②、レモン汁、塩を入れてよく混ぜる。

④いただく直前にオリーブ油を入れてよく混ぜ、白ワインをふる。


★ クスクスって?

クスクスとは、北アフリカの代表的な料理で、スパゲッティの原型ともいわれています。原料はセモリアあるいは砕いた米などで、水で練って粉状にしたものを蒸して、パスタのようにして食べます。本場では、クスクスを作る専用鍋(クスクシエール)を使って調理します。

2016年6月19日日曜日

モズク酢の効果

モズク酢を食事の前に摂り始めて6年になりました。

もともとは、モズクに含まれるフコイダンが免疫力を向上させると聞いたので摂るようになんりました。スーパーで廉価で販売されているし、サプリメントはいまいち信用できません。今でもあまり好きではありませんが、モズク酢は習慣になりました。

インターネットで検索すると、様々な効用が書かれています。その中に血圧を下げる効用をよく目にします。

血糖値が高め(Ⅱ型糖尿病)の私ですが、不思議と血圧は安定しています。 高い血糖値と高血圧はペアのようなものですが、30代の時よりもむしろ低く安定しています。

個人差があるかと思いますが、私の場合は、モズク酢が血圧を下げていると確信しています。私の体質に合うようです。

モズクと酢両方に血圧を下げる効果があるそうです。

モズクに含まれるフコイダンはと酢に含まれる酢酸は血管を拡張させる効果があります。

また、モズクには尿酸値を下げる効果があるそうです。馴染みの内科の先生に聞くと尿酸値は体質に依存するそうですが、食べることが好きな私の尿酸値は4と低い値です。

 さらに、モズクには水溶性食物繊維も豊富に含まれているため、腸内の環境を整える作用もあります。


モズク酢は、納豆と同様、今では欠かせない食材になりました。

2016年2月2日火曜日

れんこん(蓮根) 

旬の季節:秋から冬(11~2月)収穫は8月から翌5月

スイレン科の多年草。原産は中国説が有力。日本では、神社仏閣の池や沼の観賞用として栽植されていましたが、『常陸風土記』(713年)に食用したと記されていますが、食用として栽培され出したのは16世紀以降といわれています。品種は在来種と中国種(支那種と備中種)があり、在来種は地下茎が深く生産量が低く、栽培は少ない。支那種は花が白色で地下茎が太く、肉質は厚くて歯切れがよく、備中種は花が桃色で地下茎が太く、肉質に優れ風味がよい。中国種はともに地下茎が浅い位置にあるので、掘りやすく、栽培量が多いです。 

 主にデンプンで糖質が15%。食物繊維の宝庫で、ビタミンCも豊富。ビタミンB12(増血ビタミンと呼ばれる)、鉄分、カリウム、亜鉛も含まれています。皮や節に多量のタンニンが含まれており、切ると出る細い糸はムチンです。 

 食物繊維は胃腸の働きを高めて便通をよくし、悪玉コレステロールの生成を押さえる働きがあり、ガンや成人病を予防します。タンニンは消炎・止血作用があります。ムチンは胃腸に働きタンパク質や脂肪の消化・吸収をよくし、肝臓にも働いて解毒を促進します。ビタミンC、鉄分、ビタミンB12の作用で、貧血や産後の増血に有効です。 

 切り口が変色しやすいので、切ったものから酢水にさらします。鉄鍋は使わず、酢を加えて茹でると白く、さらに歯切れもよくなります。 

 新聞紙に包んで通気性をよくして保存します。泥つきのまま保存すると日持ちします。

2015年11月15日日曜日

オクラとうなぎ

本来は夏におすすめな料理ですが、仕事でバテ気味の体と胃腸。オクラとうなぎがおすすめです。

オクラ

そのスラリとした形から「レディス・フィンガー」の別名を持つオクラは、独特のネバリに優れた薬効がある人気の健康野菜です。旬は夏ですがとくに8月頃に収穫されるオクラは味覚も薬効も優れているので、ぜひ食べて欲しい食材です。

オクラはアオイ科の一年草で、食べるのは若いさやの部分です。原産国はアフリカ東北部。古代エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていたという記録もある歴史の古い野菜です。日本には江戸時代末期に渡来しましたが、普及したのは1965年ごろで、近年の健康ブームの中でどんどん人気の出てきた野菜です。

独特のヌメリは水溶性の食物センイのペクチン、糖タンパクのムチン、ガラクタンやアラバンなどの多糖類。カロテン、ビタミンC、ビタミンB1、カルシウムや鉄などのミネラルを豊富に含み、栄養価が高く、夏バテに有効なスタミナ野菜です。

オクラのカレー(2人分)
オクラはタンパク質と一緒に調理すると、タンパク質の消化を高める働きがあります。厚揚げの大豆タンパクと鶏肉の動物性タンパクの消化を高め、弱った胃腸を増強してくれます。オクラはゆでると栄養成分が流失しますが、カレーは汁ごと食べるので心配いりません。カレーの香辛料が食欲を増進させ、トマトやなす、にんにくが加わった抗酸化の高い、疲労や夏バテにピッタリのメニューです。オクラは食物センイも多く、腸の働きを整え、コレステロールを減らす働きもあります。

●材料
オクラ 8本
鶏肉 100g
厚揚げ 1/2枚
トマト 1個 
なす 1本
にんにく 1片
油(オリーブ油あるいはごま油) 大さじ2
カレーのルー 適量

●作り方
①    オクラはヘタの部分を切り落とす。鶏肉は食べやすい大きさに切る。厚揚げは1cm厚さに切る。トマトは粗いみじん切り。なすは1cmの輪切り。にんにくは薄いスライスにする。
②    鍋に油とにんにくスライスを入れ、弱火でにんにくを炒める。色が付いてきたら取り出す。火を中火にし、厚揚げを入れてさっと炒め取り出す。
③    ②の鍋に鶏肉を入れて炒め、オクラ、トマト、なすを加えて炒める。
④    ③に水を入れ(材料がかぶるくらいたっぷりと)、20分くらい煮たら、にんにくと厚揚げを加え、さらに5分ほど煮る。
⑤    火を止める直前にカレーのルーを入れ、よく溶かす。

ワンポイント知識!
オクラはヘタの部分に苦味があるので、切り落として使います。ネバリは胃の粘膜を守り血圧降下作用等の薬効があり、この薬効は加熱時間が短いほど有効です。ときには生食で納豆のようにネバリを出して食べましょう。

うなぎ

食欲不振を解消して体力をつけることから、昔から滋養強壮、とくに夏バテを防ぐ食べ物として人気のある食材です。表面のヌメリはムコプロテインという糖タンパクの一種で、海で生まれ河川などの淡水で成長するうなぎが、海でも川でも生きられる役目を担い、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。うなぎのレチノールは、ほぼ全量吸収される極めて効率のよいビタミンA。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンEも豊富で、内臓や目の粘膜、胃腸を強化し、疲労を回復し老化防止に効果があります。EPAやDHAも豊富に含まれているので、動脈硬化の予防に有効です。

うなぎサラダ(2人分)
栄養価の高いうなぎに薬効の高い葱白(はくそう)、トマトを加えた、夏バテ防止に効果のある一品です。レタスは野菜には珍しくビタミンEが多く含有されているので、レタスと一緒に取ることで老化防止の効果が高まります。また、うなぎには筋肉コラーゲンが含まれているのでトマトやレタスのビタミンCと一緒に美肌効果も期待できます。トマトは皮も種も一緒に食べましょう。薬効がさらに高まります。

●材料
うなぎのかば焼き 1尾
ねぎ(白い部分) 1本分
トマト 1個 
レタスの葉 2枚
甘酢たれ
酢 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
水 大さじ2
油 大さじ1/2
しそ 2枚

●作り方
①    うなぎは1cm幅の短冊切りにする。ねぎは5cm幅に切り、縦に切り目を入れて開き、端から細かく切る。トマトは半月の薄い輪切りにする。レタスは食べやすい大きさにちぎる。しそは千切りにする。
②    フライパンに油を熱し、うなぎを入れてさっと炒める。甘酢たれを一気に回しかけ、フライパンをゆすりながらうなぎにたれをからめる。火を止める直前にねぎを入れ、さっと大きく混ぜる。
③    器にレタスを敷き、上にトマトの輪切りを並べ、②を盛りつけ、しそを散らす。

ワンポイント知識!
養殖が盛んなうなぎには旬がありませんが、夏に多く出回り、とくに秋の産卵前のうなぎが美味とされています。定番うな重にさんしょうをかけるのは、さんしょうの抗酸化作用と胃健効果がプラスに働くためです。うなぎの優れたレチノールは肝に多く含まれているので、肝吸いも一緒にどうぞ。

2015年10月11日日曜日

疲労回復 抹茶と豆乳のジュース

抹茶はビタミンAやCが豊富です。覚醒作用のあるカフェインを含有しているので、気分がスッキリします。ヨーグルトのクエン酸の働きが、疲労回復を増進させます。ヨーグルトの表面に分離している水分は、「乳清」。捨てないで、混ぜて食べましょう。











■<材料>(1人分)
抹茶……小さじ1
豆乳……2/3カップ
ヨーグルト……大さじ1
はちみつ……大さじ1


■<作り方>
①ミキサーに材料を全部入れて、攪拌する。