背の青い青魚の脂質には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)などの多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。DHAもEPAも、体内で作ることのできない成分で、その働きは非常に重要です。DHAは、脳細胞を作る材料となり、学習能力や記憶力を高め、脳の老化防止やボケ予防に有効に働きます。EPAは、血中コレステロールを下げ血栓を防ぐ働きがあるので、脳血栓や心筋梗塞、動脈硬化の予防に効果があります。こんなに薬効の優れた青魚ですが、いたみやすく、遊離アミノ酸が変質してじんましんを起こしやすいという欠点があります。新鮮なものを選び、抗酸化と解毒作用の強いしょうがやねぎ、しそ、にんにく、レモン汁と一緒にとるとよいでしょう。DHAもEPAも、新鮮な魚に多く含まれています。
いわしの梅煮
いわし料理の定番品です。梅干しのクエン酸としょうがのショウガオールは、ともに酸化防止に効果があります。梅干しと一緒に煮ることで、魚の臭みを消すと同時に、酸の働きが骨もやわらかくします。
■<材料>(2人分)
いわし……8尾
梅干し……3個
しょうが……1片
A しょうゆ…1/3カップ
酒…1/3カップ
砂糖…大さじ1
みりん…1/3カップ
酢…大さじ3
■<作り方>
①いわしは頭と内臓を取り、ていねいに水洗いして、水気を拭いておく。
②しょうがは皮をこそげ、千切りにする。
③鍋にしょうがの千切りを敷き、その上にいわしを並べる。
④③に梅干しとAを入れ、いわしがかぶるくらいまで水を足し、火にかける。
⑤ 沸騰したら弱火にして、落としぶたをし、ことことと煮汁がなくなるまで煮る。
★いわしが鍋に煮つかないように、しょうがの上にいわしを並べます。しょうがの下に経木を敷いてもよいでしょう。

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