2014年5月4日日曜日

モロヘイヤ

旬:6~8月  シナノキ科

原産はエジプト。どんな薬でも治らなかった王様の難病がモロヘイヤのスープで治ったという話から、「王様の食べる野菜(ムルキーヤ)」と呼ばれるようになったのが語源といわれています。ギリシャでは古くから眼の疾病に効くと言い伝えられていました。日本ではまだ日の浅い野菜ですが、多様な成分を含有しており、栄養野菜として注目されています。最近はハウス栽培も盛んになってきており、刻むと特有のネバリが出ます。

成分
カロテンは野菜の中ではトップです。ビタミンB1、B2、ビタミンCが豊富で、カリウムやカルシウム、鉄などのミネラル類、食物センイも含有しています。ネバリは多糖質のムチンやマンナンです。ビタミンもミネラルも他の野菜と比べても豊富に含まれており、健康ブームの中で人気の野菜です。

効能
カロテンが健康な粘膜や皮膚を作り、ビタミンB1は記憶力を高めて疲労を回復します。B2は脂質の生成を押さえる働きがあり、動脈硬化を予防します。ムチンはたんぱく質の分解を促進し、有害物質やコレステロールを除去する働きがあります。食物センイが便秘を解消し大腸ガンを予防し、カリウムが血圧安定に働きます。ムチンと食物センイの働きで血糖の急激な上昇を防ぐため、糖尿病にも有効です。

調理時のポイント
・カロテンは油と一緒に取ると吸収率がアップするので、油を使った料理が効率的。
・ ビタミンB1やB2は水溶性のビタミンなので、汁ごと飲める料理がおススメです。
・ 他のネバリを出す食品(納豆、やまのいもなど)と組み合わせると、相乗効果で薬効が増加します。

保存のコツ!
乾燥に弱いので濡れた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
高温性の野菜なので、1℃以下だと低温障害を起こすので注意しましょう。

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